@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001046, author = {伊豆, 裕一 and Izu, Yuichi}, month = {2014, 2015-11-16, 2015-11-24}, note = {学長特別研究費, 我が国における炊飯器のデザインと広告の変遷を調査し、それらが生活文化形成に果たした役割を明らかにした。つぎに、日韓における米食文化と炊飯器の関係を比較することで、文化と家電製品の関係について考察した。, H25.4~H26.3 日本における炊飯器のデザインと広告の変遷に関する調査として研究者へのヒアリング、関連企業博物館調査等を実施。さらに、炊飯器の歴史と文化的背景に関する調査として韓国における関連企業ヒアリング、関連博物館調査等を実施。, H26.4~H26.9 25年度の調査結果に文献調査を加え整理した内容をまとめ、第15巻静岡文化芸術大学紀要に投稿。, H26.10~H27.3 電気釜の開発に関する追加調査(企業訪問等)を実施。研究結果を取りまとめ食文化シンポジウム「食文化と電気釜」(2月9日)を開催。, 電気釜のデザインは、米を炊くという基本機能は変わらないまま、誕生以来60年の間に、色だけを見ても単色、花柄、プラスチック、ステンレス、光沢塗装とトレンドが何回も変化したように、技術、デザイン、広告などが大きく変化してきた。 この理由として、デザインと広告の両面から調査を行った結果、「最新モデル=おいしいご飯が炊ける」との認識だけではなく、各時代における生活者の意識、ライフルタイル、さらには住環境の変化などが製品の開発やコミュニケーションに反映されてきたことが示された。 以上のように、従来、別個に研究の進められた、デザインと広告における変遷を比較することで、それぞれの時代背景と製品開発の関係を立体的に把握することができた。 さらに、日本と韓国の電気釜のデザインについて、食文化の視点から比較を行った結果、両国の最新モデルに見られるデザインの違いに、それぞれの地域の食文化が影響していることが示された。このことから、電気製品の開発における文化的な要素の影響を確認することができた。, PDF, 27年度は、3名の研究者がそれぞれの専門分野に本研究の成果を持ち帰り、還元している。, 伊豆裕一  日本デザイン学会、第62回研究発表大会において本研究の成果を発表し関連分野の研究者と意見交換を行った。, 加藤裕治  研究中の平成26年度に本研究調査の一部を含めつつ『現代文化を学ぶ人のために』(井上俊編、世界思想社)内で「現代文化としての消費文化」を執筆した。また本研究の成果も含めたテーマで、平成28年度科研費研究として応募する予定である。, 林 在圭  2015年5月24日に日本生活学会にて「韓国における炊飯器の変遷と食文化」を発表。また、本学の紀要に、「韓国の食生活からみる日常と非日常の連続性について」の投稿を準備中。, 26-1}, title = {生活文化の形成における家事家電製品のデザインと広告の変遷}, year = {} }