@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001052, author = {中野, 民雄 and Nakano, Tamio}, month = {2014, 2015-11-16}, note = {学長特別研究費, 本研究は、浜名湖におけるサスティナブルな地域環境の形成を目指した、郊外型水都モデルとコミュニティ・観光の体験型スローツーリズムを総合的にデザインする環境設計手法を提唱する事を目的としている。 国内・国外における都市型水都モデルの調査・評価および浜名湖におけるクールスポットの実測・調査を行い、浜名湖沿岸部において郊外型の水都モデルの立案と浜名湖エコ・フィールドマップの策定を行う。, H26.7~8 浜名湖周域の現地調査及びクールスポット実測調査, H26.8 モン・サン=ミシェル及びヴェネツィアを視察し、水都計画の環境問題を抽出, H27.2~3 浜名湖水都モデルを策定, H27.9.4~6 研究成果を日本建築学会大会(東海大学)で学会発表, (1)浜名湖独特の生態系保全 浜名湖は汽水湖であり、海や山の豊かな恵みと温暖な気候も相まって、独特な生態系を維持している。豊かなアマモ場が生息し、日本で唯一営業としているたきや漁、そして海水を飲む野鳥アオバトが見られる湖は稀有なものであり、ラムサール条約の登録に尽力している。, (2)一過性でないサスティナブルデザイン構想 環境保全と環境資源の有効利用を図る為、持続可能な地域づくりを推し進める必要がある。地域活性化の最大の問題点は、継続が難しく一過性のものになる危険性である。新潟県十日町の「大地の芸術祭」のような継続的発展に結びつける必要がある。, (3)水都の魅力と環境問題 世界遺産であるモン・サン=ミシェルとヴェネツィアの共通点は「その地に辿り着くのが非常に大変」という事と、「内部の主要な交通手段が徒歩」という事である。観光客は魅力のある地を訪問する為には労力を惜しまない。また、「水は主役ではないが、無ければ観光地として成り立たない」という重要な役割を担う。水と観光地の共存は、「水の恩恵を受けて、心の琴線に触れる」とも考えられる。しかし、観光客増加による環境問題は大きな懸念事項である。, (4)スローツーリズム計画 自転車やSV(Sharing Vehicle)のような小型二輪を主体とした新たなる交通網を整備する事で環境に配慮した魅力ある都市を創造する。, PDF, COC, 本研究成果は、日本建築学会、空気調和・衛生工学会等での論文発表を行い、広く社会に講評を行う予定である。さらに、静岡県初のラムサール条約の登録に少しでも寄与してくと共に、県立大学である責任を果たすために、静岡県並びに浜松市の発展に対して微力でも貢献していきたいと考えている。, 26-7}, title = {浜名湖水都構想における環境設計手法の提唱}, year = {} }