@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001078, author = {磯村, 克郎 and ISOMURA, Katsuro}, month = {2015, 2016-12-21}, note = {学長特別研究費, 本研究では、浜松市内の市民による自発的な地域活動を抽出し、調査・参加・恊働を実践した上で、市民活動の実態や特性を把握し、その情報を社会へ発信する方法論やツールを検討することを目的としている。 14の市民プロジェクトとの交流と研究によって、その活動は、自発性、創造性、多様性においてこれからの地域活動の事例として注目すべきものであることが明らかになった。, 平成25年4月~平成26年3月 浜松市民による14プロジェクトと交流、情報収集を行ない、その記録を冊子に編集するとともに、展覧会を開催した。 平成26年4月~平成27年3月 再抽出した5プロジェクトを調査し、それぞれとワークショップ等を協働して、個別の冊子と5つを統一的に記述した冊子を編集した。 平成27年4月~平成28年3月 市民活動の評価の状況や方法を自治体や研究者と情報交換し、定性的な評価指標の提案を冊子に編集した。3年分の成果をまとめたウエブサイトも開設した。, 研究では、市民活動の調査と活動への参加、恊働を行うなかで、統計や鳥瞰的な調査ではなかなか見えてこない情報の収集ができた。活動の現場は、手づくりの素朴さと個性に加え、外部人材の導入による創造性を持ち、市民の誰もができる可能性と社会を変える可能性を予見できるものであった。 対象とする市民活動は行政の施策と違い、マスタープランはない。また、現状ではそれぞれ個別の活動であり、他からはなかなか見えづらい活動である。そのような市民活動が展覧会や冊子やウエブサイトによって一堂に会し、社会からの認知・相互交流・市民の動機形成などが促進されたことは意義深いことと考えられる。 本研究では、市民活動を社会に発信するツールとして、冊子を編集したり展覧会を開催したりウエブサイトを開設したりすることを試みた。これは、研究に成果を視覚化するデザインを導入することであり、自治体をはじめとする発信先への訴求力があった。研究のデザインには、プロの編集者や地域のデザイン人材や学生が協働し、地域づくりのネットワークも形成された。 http://projectability.info, PDF, 研究成果は、3年分3種類の冊子にまとめられているので、これまで配布した自治体、アートカウンシル、市民活動団体、研究者、学生等に引き続き、多方面への流通を行なって行く。収録活動の主体を通じての配布も継続中である。(冊子をダウンロードできるウエブサイトも開設) 学会発表は、研究代表者の磯村により、2016年度の芸術工学会秋季大会で発表予定である。 また、平成28年度の厚生労働科学特別研究:住民主体の持続可能な共生型地域づくりとその担い手等に関する研究に本研究成果を基にして研究者メンバーとして参加し、政策提言等につなげる予定である。 さらに、研究室で参加している浜松市鍛冶町大通りの再生プロジェクトにおいて、地域プロジェクト誘発のワークショップへの応用を図って行く。, 27-5}, title = {文化芸術による地域資源発信事業の研究(その3)}, year = {} }