@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001213, author = {細萱, 亜矢}, month = {2016-03-31, 2016-03-25}, note = {2015, 3PDF, 劇場・音楽堂と芸術創造団体の連携の必要性が求められているが、実際に劇場・音楽堂と芸術創造団体が何等かの提携状態にある件数は全体の2割と少数である。本研究では、地方圏の基礎自治体設置の劇場・音楽堂に焦点をあて、独立した芸術創造団とレジデント・カンパニーを持たない地方の劇場音楽堂が、地域に広く益するための連携を行う要件を明らかにすること目的し、プロオーケストラと連携する劇場・音楽堂3割と、その提携オーケストラおよび、未劇場・音楽堂5館の事業担当者に対してインタビュー調査を行った。提携を行っている劇場・音楽堂と、未連携の劇場・音楽堂の調査結果を比較したところ、多様な鑑賞機会や芸術資源が少ない地方自治体の施設では、様々な芸術の鑑賞機会の提供と、地域の市民芸術団体の施設利用や育成が大きな役割と目的になっている。言換えれば、地域内の今・現在顕化す需要に応え、現状に即したサービスを視野に置いた運営してるということがわかった。  一方、提携を行っている3館に共通しているのは、「現状は地域内で不足しているが、描きたい将来の地域像や目標がある」ということだった。提携を行える要件とは、地域の現状を把握し、それに対応する事業行うだけではなく、「現状を変え、よりより将来像を地域に望む」意思を持っていることであった。従って、連携は地域に顕在化しているニーズに応えるための取組みとしては過大であり、地域社会に革新をもたらそうとする意識があってはじめて効果を発揮してくることが明らかになった。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {地方の劇場・音楽堂と芸術創造団体提携が地域にもたらす公益の推進向けて : プロオーケストラを事例として}, year = {} }