@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001219, author = {廖, 珮荏}, month = {2016-03-31, 2016-03-25}, note = {2015, PDF, 台湾鶯歌区の陶磁器産業は安価な陶磁器製品の流入、また海外市場で競争力低下による輸出不振などの課題を抱え、1980 年代後半以降衰退の一途を辿っている。こうした地域再生する努力が続くなか、1990年代頃から文化芸術を核に地域活性化を志向する「創造都市政策」が、とられようになった。鶯歌区は地域振興のため、政策を「観光化」→「産業観光振興」→「文化創造振興」といった順に展開してきた。  本研究では、台湾鶯歌区における近年の地域活性化政策の方向性の整理と今後の政策展開に向けた考察をすることを目的とした。研究方法としては、鶯歌区に関する先行研究の調査、直近鶯歌区の状況に関する現地調査を行い、さらに陶磁器産地である金沢、有田、常滑、多治見を取り上げ、台湾鶯歌区の事例と比較する。アートの力を通じて発展したそれらの地域の観光面、産業面、市民生活面を文献及び現地ヒアリング調査で分析する。台湾鶯歌区は創造的都市に向けての可能性と陶磁器産業を支える事業や方策の有効性を検証することによって、支援策の有り方を導き出すことが狙いである。  検証の結果、アートの力を通じた観光、産業、市民生活を含めた地域活性化方策による影響は顕著に現れていることが明らかとなった。鶯歌区の課題と日本の事例に見る施策効果、施策の限界と課題を提示することができた。特に、台湾鶯歌区での地域活性化には、陶磁器産業を支える創造の「場の整備」、「人材育成」、「産学官の連携」が極めて重要なことを明らかにできた。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {伝統工芸産業を活かした地域性化 : 台湾・鶯歌区の事例を中心に}, year = {} }