@article{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001368, author = {羅, 沢宇 and ラ, タクウ}, journal = {静岡文化芸術大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 外国語学習者の母語使用に、学習する目標言語の痕跡がよく観察される。しかも、不特定多数の人と会話する場面や改まった場面、文章や書物からも容易に観察されるなど、単なるコードスイッチングや借用では解釈しきれない側面があり、最近目標言語から母語への干渉(backward transfer)という視点が提案されてきた(例えばCook2003 など)。 ただし、この分野の研究はまだ浅く、日中両国においても蓄積がほとんどない上に、特定の訳語すら定着していない。本稿は、まずその干渉の現象を「逆向転移」と命名し、2011 年から収集した目標言語(本稿では日本語)が母語(中国語)に与える影響の用例の一部を提示し、具体的にどこに目標言語の影響があるのかを分析する。一部の用例には、自然であると判断される度合いなど、筆者が行うもう一つの調査の結果を併せて提示することによって、体系的な研究がまだない中国人日本語学習者に見られる「逆向転移」現象の初歩的な解明を試みる。}, pages = {23--30}, title = {外国語学習者の「逆向転移」に対する評価と認識:インタビュー調査の結果を踏まえて}, volume = {17}, year = {2017}, yomi = {ラ, タクウ} }