@article{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001377, author = {天内, 大樹 and アマナイ, ダイキ}, journal = {静岡文化芸術大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 「空虚な中心」と呼ばれてきた都市東京で,あたかも1980年代以降の経済的不況の代償として,今世紀に入って以降,記念碑的性格を持つ建造物の建設が続いている。それまでは都市の無意識,あるいは自然発生的なものを探究する試みが目立っており,これは江戸東京博物館の設立・建設にまで至った。本論ではまず21世紀東京での記念碑的建築にまつわる現象を数例検討し,その意味を読み解く。第一に東京駅の建設当初の姿への復元,第二に三菱一号館のレプリカ再現とその美術館への転用,第三に政治と予算とは別の建築的側面から新国立競技場に向けての二つのコンペ案を取りあげた。最後に,中川大地の議論にそって東京スカイツリーの建設に関する意味をふりかえり,記念建造物に求められがちな国家像とは切り離された新たな意義を見出す。}, pages = {117--122}, title = {21世紀東京における記念建造物の可能性:塔と都市}, volume = {17}, year = {2017} }