@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001413, author = {中野, 民雄 and NAKANO, Tamio}, month = {2020}, note = {静岡文化芸術大学, 建築環境・設備, 本研究の最終目的は「小学生の環境意識の向上を図ってスマート暮らしを普及」することで、将来的なCO2削減に寄与していくことにある。 小学生は地球環境問題を学ぶことはあっても、自ら考えて地球環境問題を解決する行動を起こすことは難しい。しかし、小学生はゴミの分別やリサイクルについては、家庭や社会学習を通じて学び自ら実践してきている。幼いころの習慣として身に着ける事で、大人になってからも当たり前と思う感覚に結びついていくのである。また、大人は大人からの意見は聞き入れにくいが、子供からの意見は素直に聞き入れやすい特性を持つ。子供が学んだ成果を家庭に持ち帰り子供が自ら行動することで、大人もスマート暮らしを実施せざるを得なくなる。小学生の行動によって、家庭の温室効果ガス排出量の削減を図る大きなチャレンジ性と特色を有した研究である。 大学から小学校へ、小学校から家庭へという教育課程とは逆の流れを辿り、研究・教育から家庭における環境への意識を改善することによって、大学の果たすべき役割の一つである社会貢献と、環境教育による将来的な人材の育成を行えると考える。 2年目は、小学4年生の環境教育プログラムと1年間を通したタイアップ教育を行った。春先から緑のカーテン及び雨水活用装置を小学校に設置して、苗植えからグリーンカーテンの育成を小学生自らの手で行った。夏休みには、校舎を訪問するご家族が数十組あり、子供たちの活動を家庭に持ち帰る機会になったと考える。また、サーモグラフィカメラと温湿度計の計測を行い、体感と体験を通して肌で感じられたと考える。 冬季には、大学生が作成した環境絵本デジタルワークショップ並びにエコロジカルワークショップを行い、小学生に対してより環境教育の浸透を図れたと考えている。, 17K06675}, title = {スマート暮らし効果体験と見える化による小学生の環境意識向上の実証}, year = {} }