@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001424, author = {二本松, 康宏 and NIHONMATSU, Yasuhiro}, month = {2016, 2017-12-26}, note = {重点目標研究, 浜松市天竜区水窪町において民間口承文化財(昔話)を調査・採録し、その保存、公開、継承を目指す。二本松康宏ゼミ(伝承文学)では、平成26年度からの3ヶ年計画により、浜松市水窪協働センターと連携し、水窪における民話の採録調査を実施してきた。本課題はその最終年次となる。採録した語りは「方言のまま」「語り口のまま」に記録する。学術的な位置付けや記録価値を検証し、地域の解説等を書き添えて、書籍として公開する。, 平成28年4月27日 水窪協働センターとの初回打ち合わせ 平成28年5月21日~22日 第1回採訪 林業研修体験施設「田楽の里」/水窪協働センター 平成28年6月4日 第2回採訪 個別訪問 平成28年6月18日~19日 第3回採訪 みしま会館/個別訪問 平成28年7月2日 第4回採訪 個別訪問 平成28年7月16日~17日 第5回採訪 個別訪問 平成28年8月8日~29年1月22日 補足調査(個別訪問)1~22 平成28年11月2日,9日,16日,30日 掲載話選定編集会議 平成28年11月5日~6日 PR活動の一環として碧風祭にて「みさくぼの雑穀餅」を出店 平成29年3月25日 『みさくぼの伝説と昔話』刊行, 本研究(事業)において私たちがもっとも腐心するのは「語りのまま」「方言のまま」に翻字・記録することである。近年では「語り部」を称して小中学校や図書館などで昔話を語り聞かせる活動が広まっている。そうした活動では子どもにもわかりやすく標準語化され、あるいは再創作された話が大半を占めている。しかし、昔話は地域と家庭に伝えられた無形の文化遺産である。標準語化や再創作はいわば文化財の改竄に等しい。子どもたちに語り継がなければならないのは「語りのまま」「方言のまま」の口承文化財である。可視的あるいは即効的な成果を期待して取り組む「地域の活性化」とは一線を画したうえで、地域と家庭に伝承された、あるいは埋もれた口承文化財を発掘し、記録し、公開し、そして未来に託す。それが私たちの調査の基本理念である。 3年目(平成28年度)にあたる本年度は水窪町の市街地である神原、小畑を中心として、前期(5月~7月)に5回(のべ8日)の採録調査、後期(9月~1月)には計22日におよぶ補足調査を行った。それによって、65名の語り手から話を聴き、昔話57話、伝説72話、世間話49話、言い伝え12話、計190話を採録した。, PDF, 調査の成果として『みさくぼの伝説と昔話』(二本松康宏監修、佐藤妃莉・下川知沙子・羽石誠之助・東美穂・平手結花・山本かむい編著、三弥井書店、平成29年3月25日、A5版、163頁、1,080円)を刊行。学生たちの取り組みは新聞、テレビ、ラジオ等で紹介されている。 ※ 以下は平成28年度の採録調査に関わる事項のみ 平成28年 5月22日 静岡新聞・5月22日 NHK総合「昼のニュース」 10月31日 FM haro!「原田靖子のSmile On Radio」(学生2名) 11月2日 朝日新聞・11月4日 静岡新聞・11月6日 中日新聞 平成29年 4月21日 静岡新聞・5月1日 FM haro!「原田靖子のSmile On Radio」(学生2名) 5月26日 SBSラジオ「IPPO」(学生1名) 6月6日 毎日新聞・6月22日 中日新聞・6月23日 静岡新聞・6月30日 朝日新聞, 28-20(追加)}, title = {浜松市天竜区水窪町における民間口承文化財(民話)の採録調査およびその公開と保存}, year = {} }