@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001474, author = {中原, 朋哉}, month = {2018-03-31, 2018-04-09}, note = {2017, PDF, 本研究は、現在、日本の政府や自治体がプロフェッショナル・オーケストラを対象に行っている公的支援制度に対し、新たな公的支援の可能性を提言しようとするものである。 日本の文化芸術振興基本法では、国民が芸術を鑑賞することを支援すると規定されているが、助成金はオーケストラに支払われている。この助成金を受け取ることが出来るのは、歴史と実績のあるオーケストラに固定化されつつあり、集客が難しい実験的なプログラムに取り組む団体や、若い団体には支援が届きにくい状況にある。また、国民の中には、居住する場所やその他の条件によって、公的支援の恩恵を受けることができない人々もいる。 そこで、まず、日本のオーケストラの実態と、オーケストラにまつわる公的支援制度の実態を明らかにする。次に、これまでよりも、国民の芸術鑑賞機会が拡がることと、それぞれのオーケストラの芸術創造活動を活発にすることが期待でき、海外では様々な実施事例が見られるバウチャー制度を中心とした、需要者支援制度に着目し、その有効性を明らかにする。その上で、これまでの供給者支援制度の有効性との両立、または一方の課題を他方の有効性が補うハイブリッド型の公的支援制度について提言するものである。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {日本のオーケストラに関する公的支援制度の研究:ハイブリッド型支援制度の可能性}, year = {} }