@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001477, author = {落合, 秀俊}, month = {2018-03-31, 2018-04-10}, note = {2017, PDF, 郊外に設置された都道府県立ミュージアムは、全体の70%を超える。このような郊外設置型の文化施設は、交通アクセスに問題のある施設が多い。公共交通機関を頼る人たちにはとても不便である。そのため、利用者を狭めているのが現状である。 博物館学の棚橋源太郎は、交通便利な地点を選ぶことが重要と言い、郊外は「絶対に避けなければならない」と提言していた。しかし、ミュージアムの多くは郊外に設置されてきた。 とはいうものの、アクセス困難なミュージアムでも、来館者数を一定数確保し、維持し続けている施設もある。そこで、本稿の研究目的は、郊外設置型のミュージアムでありながら来館者数を確保し、維持している施設では、どのような取り組みが行われているのか。そして、どのような共通の取り組みが行われているのかを明らかにすることである。 研究対象として、アクセス困難である郊外設置型のミュージアムの中から、年間来館者数が10万人以上あり、5年以上確保維持している施設3館を抽出した。これら3つのミュージアムに対して「展示」「教育普及」「広報」の3つの視点を中心に調査を行った。 そのことにより、3つの共通の取り組みが浮かび上がった。「展示解説員を配置している」「博学連携に取り組んでいる」「広報におけるトップの露出による講演」である。3つとも、施設側と来館者との人と人とがつながり、接触がなければ成り立たない取り組みであり、それらの取り組みが互いに関係性を持ちながら行われていたことが浮き彫りになった。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {郊外設置型の公立ミュージアムに関する実証研究:来館者数に着目して}, year = {} }