@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001481, author = {グエン, ティ クイン チャン}, month = {2018-03-31, 2018-04-27, 2018-04-27}, note = {2017, PDF, 本研究は、日本のチェーンストアによる地域の食文化対応のあり方を参考に、ベトナムにおけるチェーンストアの動向を探り、今後のベトナムのチェーンストアにおける地域の食文化対応及び食文化保全に関する課題を把握することを目的としている。 日本のチェーンストアにおける地域の食文化対応のあり方を検討したところ、食材や業態の違いによって地域対応と地産地消という対応がとられていることが明らかになった。このような視点の下に、ベトナムの調査対象は、全国的に店舗を展開し、ベトナム最大のチェーンストアであるコープマートを取り上げることにした。食文化とチェーンストア経営に関する理論的な検討やプレ調査に基づいて、「地域の食文化対応に関するコープマートの企業方針」、「地域対応、地産地消、それぞれにおける具体的な課題と対応」、「地域産業振興の具体的な内容と課題」、「『県』単位で地域の食文化対応を行っている理由」、「チェーンストア経営のメリットと地域適合性とのバランスを取るための具体的な取り組み内容と課題」の5つの視点からインタビュー調査を行った。 調査の結果、コープマートは地域対応と地産地消を実施しているが、ベトナム国内における食品流通業者の発展の遅れから、地域の食材を十分に取り込めてはおらず、それがベトナム国内において地域の食文化対応を行う上での大きな課題となっていることが明らかとなった。また、コープマートの食文化保全に関する企業方針やコープマート社内の組織体制、人的基盤などを考慮すると、コープマートによる地域の食文化対応は今後もさらに進展していくことが予想される。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {チェーンストアにおける地域の食文化対応:ベトナムの事例を中心に}, year = {} }