@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001504, author = {野村, 卓志 and NOMURA, Takashi}, month = {2017, 2018-11-16}, note = {先進的研究, 大学教育において、学生の積極的な学びを促すため、事前学習のための課題を与え、さらに各自が課題を見出して調べ考えるような課題を与えることの重要性が指摘されている。 本研究では、学生に学習させるための一つの手段として、電子版の図書であるeBookの活用を試みる。講義でeBookを活用する場合に生じる問題点を明らかにし、他大学の取り組みなども参考にして対応策を検討した。, 平成28年4月〜6月 図書館向け電子書籍サービスの検討 平成28年6月〜10月 EBSCOhost Net Libraryの導入 平成28年10月〜平成29年3月 講義におけるEBSCOhost Net Libraryの使用 平成29年4月〜6月 Maruzen eBook Libraryの導入 平成29年7月〜12月 講義におけるMaruzen eBook Libraryの使用 平成30年1月〜3月 研究とりまとめ, 個人向けのeBook(電子書籍)サービスは広く普及し出版市場の10%以上を占めるまでになった。一方、図書館向けのeBookサービスは貸出を主な機能としており、そのシステムの性質や業者は個人向けのサービスとは異なるものである。本研究では、図書館向けeBookサービスを大学の講義内で使用し、特徴や問題点を明らかにするためにアンケート調査を行った。 eBookサービスには、エブスコ・インフォーメーション・サービス・ジャパン社が提供するEBSCOhostと、丸善雄松堂社が提供するMaruzen eBook Libraryの双方を本学図書館に導入し比較検討を行った。その結果、学生はeBookそのものに対する抵抗は大きくはないものの、サービスの操作方法を十分に指導する必要があることが明らかになった。双方ともeBookの同時アクセス数は3と小さいが、予習または課題の素材として指定した場合にアクセス数の不足が学生から指摘されることはなかった。その一方、講義中に使用法を指導するにはアクセス数の不足は障害となった。また、今後PCの更新時には画面解像度の高いものが求められることが明らかとなった。, PDF, 研究成果の一部は、学会において発表を行った(野村卓志、林左和子、岡田 建志、井出 直樹、「講義で使用する大学図書館のeBook」、平成29年度大学ICT推進協議会2017年度年次大会論文集、平成29年12月)。さらに、今後本学の紀要において研究成果を発表する予定である。本研究の知見に基づき本学の図書館・情報センター公式ホームページ内に「eBook(電子書籍)」のセクションが設けられ、利用可能図書が案内されるようになったが、今後も講義における利用を考慮しつつ、図書館・情報センター委員会、図書専門部会等で本学図書館の電子化推進の提案を行ってゆく。, 29-8}, title = {eBookを活用した授業の可能性を考える}, year = {} }