@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001519, author = {宮田, 圭介 and MIYATA, Keisuke}, month = {2022}, note = {静岡文化芸術大学, 平成30年度は、自動車教習所の学科教習に対象を絞り、発達障害者の教習生の学科試験用自習教材アプリの試作と改良を実施した。学科教習問題において、わかりにくい言い回しや道路状況が把握しにくい設問を、イラストで可視化して理解を促すスマートフォン用教材アプリである。具体的には、「すみやかに」「間隔をあける」「必要はありません」のように、あいまいな文言を用いた設問を重点的に選んで、設問で表される場面をイラストで表現した。また、教習員の要望に合わせて試作教材の操作方法や画面レイアウトを素早く改良できるよう、アプリ制作用プロトタイピングツールを使用した。 そして、大学生8名を実験協力者として使いやすさ評価実験を行った。「教習所で使用される学科教材ソフト」「無料でダウンロードできる学科試験対策アプリ」と、試作した3種類の教材アプリを評価した。各教材について、 System Usability Scale用紙を用いて5段階で評価してもらった。試作教材の使いやすさにおいて大きな欠点は見つからず、教材アプリのインタフェースデザインの方向性は間違っていないことが確認された。 次に、発達障害のある教習生を指導できる鹿沼自動車教習所の教習員4名に教材アプリの評価を依頼した。「解答に迷う設問は再復習できる機能が必要」「解答画面にも設問の同時表示が必要」など、教材アプリの操作方法よりも、設問を理解させる方法に対する改良の要望を数多く受けたため、研究日程上、可能な範囲内で教材アプリの表示画面の改良を行った。 また、教材アプリで自主学習を続けるには、やる気の維持が必要である。そこで、学習意欲を持続させる機能を教材アプリに付加するために、アプリを用いて自己肯定感が向上する手法の実験検討を実施した。, 18K11960}, title = {成人の発達障害者に配慮した学習教材の表示デザイン}, year = {} }