@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001521, author = {曽根, 秀一 and SONE, Hidekazu}, month = {2022}, note = {静岡文化芸術大学, 本年度は、初年度でもあるため、フィールド調査を中心に行い、そのうえで、これまで蓄積した情報、途中経過を加味しながら公刊、報告を随所で行った。フィールド調査については、具体的には、日本、ドイツの技能系老舗同族企業を調査対象とした。日本国内においては、代表的刃物産地である、岐阜・関および大阪・堺の刃物産地を訪れ、各博物館や企業を訪問し、資料収集、当主などへのヒアリングを行った。 関では、関鍛冶伝承館をはじめ、これらの技術を用いて、カミソリ分野で発展したフェザー社を訪問した。また、堺最古の企業である株式会社和泉利器製作所 代表取締役社長・信田圭造氏をはじめ、複数の関係者から聞き取り調査を行うことができた。 また、海外では、ドイツを訪問し、ゾーリンゲンにある刃物博物館を訪問し、刃物産業の歴史的調査を行い、同博物館のライブラリーでは図書館司書に助言を受けながら、刃物関係の資料を収集した。さらに、ドイツ・ゾーリンゲンにある刃物会社、ギューデ社を訪問し、経営者であるKarl Peter Born氏への聞き取り調査を行った。主にファミリービジネスの競争優位性について質問し、ドイツの刃物産業の現状、同社の戦略と競争優位性、ファミリービジネスの事業承継問題などについて意見交換を行った。ゾーリンゲン市内のLVR産業博物館ではドイツにおける刃物産業の位置付けについて調査を行った。 また、ゾーリンゲン市の金物店やショッピングセンターを訪問し、刃物産業の市場調査を行った。さらに追加調査を行うための段取りの構築を始めている。 今年度の研究成果としては、著書1、論文2(うち査読付き論文1)、発表4(うち国際学会3)という結果を残した。, 18K01760}, title = {技能系老舗同族企業における事業・技能継承に関する研究}, year = {} }