@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001562, author = {岩瀬, 理絵}, month = {2019-03-31, 2019-03-27}, note = {2018, PDF, 本研究の目的は、読書条例を持ち、平成の大合併により広くなった市町の公立図書館に焦点を当て、さまざまな関係機関が連携して取り組む図書館運営の現状を浮かび上がらせ、連携を円滑に進めるために必要な要素を明らかにすることである。 図書館は現在、地域社会に役立つ活動が求められており、限られた財源の中から運営体制を検討し、いかに各地域の実情に即したサービスを提供していくかという大きな課題に直面している。図書館と関係機関とが連携し環境を整備することで、地域住民への図書館サービスが向上し、その地域の課題解決にも寄与することが可能ではないかと考えた。調査対象は、読書条例を制定し、かつ平成の大合併を行った市町のうち、岐阜県中津川市とする。 事例調査では市立図書館と公民館、学校を対象に、どのような連携を行っているのかについて聞き取り調査を行った。それぞれの連携のあり方をみるために、山倉健嗣のアライアンス論を援用し、「形成」「実行」「変化・進化」の 3 つの視点から現状と課題を把握した。 分析の結果、連携のきっかけは、それぞれの組織が課題を抱えていたこと、その解決のために連携をしようと考えていたことに共通点が見られた。実行では、それぞれの環境に合わせて柔軟に活動していること、変化・進化では、職員の意識変化や、意識共有の深まりなどが浮かび上がった。そして、連携を円滑に進める要素として以下の 6 点を抽出した。「形成」では、1.自館の課題を認識し連携を手段として捉えること、2.高い頻度での交流、3.共通認識の形成、「実行」では、4.担当者同士の定期的な交流、5.柔軟性、「変化・進化」では、6.全体での情報共有及び交流の場の設定である。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {中津川市立図書館運営における地域内連携:図書館・公民館・学校を中心に}, year = {} }