@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001568, author = {立入, 正之 and TACHIIRI, Masayuki}, month = {2018, 2019-11-12}, note = {重点目標研究, 浜松および遠州地方の、繊維産業における「機械染色の技法と型紙デザイン」の歴史と展開の調査と、浜松市博物館との研究連携も推進する。これまで、浜松の染色デザインの技法についての調査はほとんどなされず、現存資料も知られていないため、その概要は把握できない。本研究は、繊維・染色加工企業において、特に機械染色に焦点を当て、その技術と型紙デザインの発展を検証することを主たる目的とする。, 平成30年6月~7月 本学西ギャラリーにて研究紹介と調査中間報告の展示会を開催 平成30年9月~10月 市民ミュージアム浜北特別展示室にて研究紹介を調査中間報告の展示会②を開催 平成31年1月~3月 浜松市博物館にて企画展「浜松の染色の型紙」開催 平成31年1月 報告書(展覧会図録)『浜松の染色の型紙 ―機械染色の型紙を中心として―』作成 平成31年2月 本学講堂にてシンポジウム「型紙から見る浜松と遠州における染色の技法とデザイン」開催 パネリスト:四方田雅史、天内大樹、冨田晋司(以上本学)、加茂瑞穂(京都工芸繊維大学)、竹内重行(二紀会会員)、栗原雅也(浜松市博物館)、司会:立入正之(本学), 本研究は「染色の歴史調査・検証および展示」、「染色産業の普及活動への貢献(今後の発信・展開)」を趣旨とする、調査と実践の研究である。 また、本研究は浜松市博物館が相曾形染(現在は廃業)より寄贈を受けた、膨大な量(1万点から1万5千点)の染色の型紙や器材の調査が発端である。 現在、型紙と器材の一部を本学で調査保管中であるが、その中で、型紙の相曾形染創業者、相曾光太郎は、明治30年代、日本形染の創業とともにローラー捺染の真鍮の型(現在本学で調査保管中)の彫刻部で修業をし、昭和初め、独立した人物であることが判明した。型紙は、真鍮の型を作るための原型であることも調査の結果明らかとなった。 また、膨大な量の型紙の中には、戦前、戦中の型紙が含まれているか、これからの調査次第だが、日本形染創業以来の浜松の機械染めのデザインエッセンスがすべて含まれている、といっても過言ではない。 さらに、染色型紙の元彫師が浜松市内在住で、日本形染と相曾形染の創業当時の見本帳の所有者の所在も判明しており、今後の調査次第では型紙のデザインや、彫刻染色技法、製品と流通など、様々な展開が考えられよう。, PDF, 平成29年度、研究分担者と20数名の学生メンバーで研究チームを構成し、7月より資料(史料)調査開始、12月末時点で約4500点の調査をおこない、調査研究中間報告書を随時作成した。平成30年度、調査中間報告を目的とした2回の展示会を開催したのち、浜松市博物館において特別展を開催した。同時に第1回目の調査研究結果報告書を展覧会図録形式で作成した。また、関連イベントとして本学講堂にてシンポジウムを開催し、本研究に関わる口頭発表をおこなった。 以上の成果をふまえ、平成31(令和元年)年度以降も、「染色技法の発達と紋様デザインの展開」として研究を継続しており、「本学と浜松市博物館における展覧会形式での発表(第2回目)と報告書」で公表し、浜松における繊維・染色の歴史と重要性を認識できる契機としたい。, 30-3}, title = {浜松と遠州における染色の技法とデザイン}, year = {} }