@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001579, author = {亀井, 暁子 and KAMEI, Akiko}, month = {2018, 2019-11-12}, note = {先進的研究, 小学校における動物を活用した教育は、自然観察から生命尊重まで、その目的は広い。しかし多くの課題を抱え、その環境を模索すべき状況にある。特に生命尊重の教育に関しては、近年の教育現場や児童をとりまく状況の変化をふまえた環境提案が必要であると考えられる。本研究は、動物を活用した教育の環境について、空間デザインの観点から、教育現場の負担軽減と教育効果実感への一助となることを目指した児童と動物の関わりの場のあり方を考察する。, 平成28年4月~平成30年3月 動物飼育環境現況調査・教育への動物活用時の空間利用状況調査 平成28年8月~平成30年10月 既存空間における実験および空間装置制作・導入による実験 平成28年8月~平成30年11月 調査データ分析・考察・追加調査実施 平成28年8月~平成30年11月 学術大会での成果発表 平成30年4月~平成31年3月 学術論文としての成果とりまとめ、投稿・発表, 本研究ではまず、小学校における実践事例調査に基づき、動物が介在する教育活動と空間に関する類型化を行った。その結果、飼育動物種や運用は各校の状況により大きく異なり、環境面において選択肢の拡大を図る必要を見出した。そこで次に、既存空間における飼育場所や飼育方式の選択肢拡大を目指し、飼育空間の可搬性に着目した実験を行った。その結果、飼育空間を可搬式とすることに一定の効果と可能性を見出した。最後に、児童が動物との関わりに関心を持ちうる環境を模索するため、児童の欲求を抽出し空間化した空間装置を制作し、制作導入実験を行った。その結果、空間のあり方によって動物との多様な関わり行為が生まれ、児童は動物との関わりの体験へと導かれることが明らかとなった。なお本研究成果の一部2018年度キッズデザイン賞を受賞し同HPに掲載されている。 また学術大会において発表を行い(2016,17,18年日本建築学会、2017年芸術工学会,2018年動物介在教育・療法学会)、抄録が掲載されている。また関連論文が、日本建築学会環境系論文集(2019年3月)および動物介在教育・療法学雑誌(2019年3月)に掲載された。, PDF, 本研究活動により、令和元年度より科学研究費基盤研究(C)(19K02454)の助成を受けることが出来たため、学校教育での動物活用の空間に関するガイドライン作成のための基盤構築を目指し、継続研究を行う。また小学校等教育機関からの要請に対応し、教育現場の現状に即した環境提案・空間デザイン提案を行っていくことによって、教育現場の負担軽減・課題解決にむけて微力であれ貢献してゆきたい。, 30-14}, title = {動物介在教育のための空間デザインに関する研究}, year = {} }