@article{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00001635, author = {小浜, 朋子 and オバマ, トモコ}, journal = {静岡文化芸術大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 多くの新聞購読者は高齢者であるため,新聞社はそれぞれに,文字サイズの大きさやフォントの形状など読みやすさへの配慮を重ねてきている.本研究の目的は,その効果が購読者にどのように認識されているかを明確にし,今後の改善方向性を見出すことであり,フォントメーカーや新聞社と協力して, 2015年から2018年にかけて2ステップで調査を行った.第1調査では,高齢者27名を対象に,現行の5紙の新聞における読みやすさの評価とその理由を聴き取り,「大きくはっきりした文字」は評価されているが,その程度によっては読みにくさが生じていることを把握した.第2調査では,「文字の扁平率」「行間」「段間」などを微妙に変えたサンプルを実際の紙面の仕様で作成し,高齢者41名と若年・壮年者146名を対象に「新聞の読みやすさに関わるデザインの要件」を明らかにするべくアンケート調査を行った.その調査の所見を基に,数名の後期高齢者にヒアリング調査を重ねて行い,「文字の大きさや太さ」だけでなく「行間,文字間,段間の微妙なスペースのバランス」を考えることも重要であるとの結論を得た.この研究結果は,新聞業界にも少なからずの影響を与え,早くもレイアウトの改善を行った新聞もでてきている.}, pages = {83--88}, title = {新聞におけるユニバーサルデザインの研究:後期高齢者に着目して}, volume = {20}, year = {2020}, yomi = {オバマ, トモコ} }