@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00000685, author = {永井, 聡子 and NAGAI, Satoko}, month = {2009, 2013-09-04}, note = {学長特別研究費, 舞台芸術の知識を基礎とし、舞台制作の現場環境を創造することを通して、学生の制作能力を育成することを目的としている。公立文化施設の課題でもある「地域に根差した」「創造的な」劇場運営のこれからの担い手として、また地域そのものの文化力向上を担える人材を育てることが舞台芸術を研究する大学の使命であると思われる。 そのために、本研究において、本学が舞台芸術作品を「自主企画制作」することを特徴とし、本学学生への教育とするととともに、一般公開することによって、地域における文化力向上に資することを目指す。  平成22年度は創立10周年記念事業として、「大学劇場」の創造拠点としての役割とその可能性を追求する。平成21年度はその基礎固めとなった。, ◆実施内容  「劇場・舞台芸術研究」としての調査をしながら、大学の教員が監修、プロデューサー等としてソフトを統括・運営すること、大学の講堂を使用することによって、学生が講義と同様、日常的に教育を受ける場が与えられることを特色とする。  具体的には、学生は、(1)歴史、理論を学ぶとともに、(2)「舞台作品」を実践として、ドラマを舞台化することとは何かを追求する姿勢、また(3)「鑑賞者」を意識して制作運営スタッフの任務を果たすこと、(4)プロフェッショナルとして仕事をする専門家から舞台作品製作過程を学んでいく。, ◆舞台作品《脚本のねらい》  歌が時代と共に生き、歌が希望を与えてくれた時代があった。昭和20年8月15日の敗戦以降、日本は混乱の只中にあったが、その暗い時代の中にいち早く輸入されたアメリカ文化のうち、映画と音楽は、日本の若者の心を捉えた。戦前の軍歌や国民唱歌ではなく、戦後が終ったといわれた昭和31年以降のプレスリーやロカビリーでもない、その時代の歌があった。スタンダードジャズ、カントリーミュージックといわれる数多くの名曲は、時代のはざまの中で忘れさられがちだが、戦後という時代を、戦争の傷跡を背負って生きた人々を彷彿とさせる力をもっている。ミュージカル・ファンタジーと名づけたこの『いとしのクレメンタイン』は、そうした名曲を縦軸にちりばめながら、現代日本の出発点となった昭和33年(1958年)頃の世相を背景に、戦中、戦後を生き抜いてきた男女の奇妙なめぐり逢わせと、姉弟にも似た愛情を描くものである。二人は、今日の私たちが失ってしまった人間としての一途さ、哀しさ、面白さに包まれており、現代を批評する充分な視点と力をもっている。二人の主人公たちが生きた戦後という時代を音楽劇に託して問いかけたい, ◆実施時期 ◎プレイベント「公開講座」の実施・・・平成22年11月25日(木)18時10~(予定) ◎新作ミュージカルの制作(ミュージカル・ファンタジー「いとしのクレメンタイン」の作品製作) 平成22年12月17日(金)18日(土) 計2回公演 ◎平成22年度以降 研究調査報告書の作成・出版を予定, ・全ての出演、スタッフ交渉・決定(仮チラシ添付、本チラシ作製中) ・脚本執筆、編曲(添付資料) ・制作プロセスの獲得  45名の学生による舞台制作に関する活動の実施(チームによる制作, ※今後の予定 8月・9月・11月・12月の稽古および本番12月の実施。, PDF, 10周年記念事業, 21-学長-8}, title = {劇場研究~舞台芸術作品の製作過程を通してみた「大学劇場」の可能性 : 「新作ミュージカル」公演の発表}, year = {} }