@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00000691, author = {林, 在圭 and Lim, Jaegyu}, month = {2009, 2013-09-04}, note = {文化政策学部長特別研究費, 近年急速に変動しつつある韓国の地方地域社会(これまで開発が後発であった「忠清南道唐津郡」)を対象として、韓国社会の現代的変貌における土着文化と儒教文化とがいかに変容し、いかなる適応をとっているかについて明らかにする。そのために、忠清南道唐津郡の両班村落(農村)と非両班村落(沿岸漁村)とを対象村落として選定し、村落レベルにおける儒教的大伝統の受容の差異がいかなる異同を生じているかを実証的に検証する。, 両班村落(桃李里)の崇慕祭(儒教的な祖先祭祀の拡張化として)・機池市の大綱引き(伝統的な民俗芸能として)・非両班村落である内島の豊漁祭等の伝統的民俗祭礼を事例にして、巫俗的な土着文化と儒教文化の二重構造の様相および行政レベルの参与や国家の伝統文化復興政策の活性化のなかで当該地域社会の伝統的な民俗祭礼にみられる特徴と現代的な変化を検証する。, 西洋に片寄りがちである異文化認識に対してややもすれば距離的近接性の故に日本人の誤解を内包している韓国文化の理解の現状を鑑み、(1)韓国の基層文化の特徴と変容プロセスを継時的に把握する。(2)韓国における適応過程および変動要因を究明する。(3)急激な社会変化にともなって生起した諸問題(たとえば、地方地域社会の過疎・高齢化や開発・環境問題など)を析出し、これを東アジア諸国の場合と比較しつつ、その解決策についても検討する。④なによりも日本と韓国の地域社会の比較を通して日本と韓国文化の共通性と差異の明確な認識と、そのことを通じて国家レベルとしてよりも「民」のレベルにおける隣国韓国社会・文化の理解を深めている。そのために、毎年テーマに沿って調査研究を行い、中間的成果を諸雑誌等を通じて発表している。, PDF, 交流, 21-文学-3}, title = {韓国漁村における土着文化の伝統と変容 : 内島の漁業と豊漁祭}, year = {} }