@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00000692, author = {石川, 清子 and ISHIKAWA, Kiyoko}, month = {2009, 2013-09-04}, note = {文化政策学部長特別研究費, 本研究はフランスの旧植民地、アルジェリア出身の女性作家によるフランス語小説を対象に、支配国/被支配国、フランス語/口語アラビア語、男性/女性、表象する主体/表象される客体、視る者/視られる者、過去/現在等の対立する諸局面での混淆と生成のさまをとらえ、フランス語圏文学の現状と旧植民地出身女性作家の創作活動を考察することを目的とする。, 申請者がこれまで研究してきた二作家、アシア・ジェバール(1936- )とレイラ・セバール(1941- )の複数作品を分析する。具体的には19世紀のフランス人作家や画家の手記、絵画と当該作家たちの「対話」のかたちを考察する。  実施した内容は、以下のとおり。  1)国内外での調査・情報収集 (H21年8月に仏国立図書館での文献調査)  2)ジェバール氏インタビュー (H21年8月にA.ジェバール氏自宅にて)  3)翻訳出版に向けての準備と調査 (A.ジェバール『愛、ファンタジア』1982年の翻訳準備)  4)研究総括としての論文執筆 (H23年3月発行本学紀要に発表予定), 上記二作家の小説に関する批評と、ジェバールの上記翻訳書に関連する歴史資料を中心にパリにて文献調査を進め、これまで目を通したいと思っていた文献の多くに当たることができた。これによって、翻訳の下準備が大幅に進んだ。また作家本人にインタビューできたことで、原著の理解がより深化された。  収集した文献の講読によって、上記二作家の作品における共通点と対象点が明確になり、論文のかたちで成果を示す予定である。, PDF, 交流, 21-文学-4}, title = {アルジェリア出身女性作家によるフランス語小説作品研究}, year = {} }