@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00000936, author = {市村, 美晴}, month = {2012-03-31, 2014-02-21}, note = {2012, PDF, 本研究は、小学校の芸術教育におけるコミュニケーション能力を育むプログラムの中でも「共感」の視点を盛り込んだものに焦点を当て、それを外部のアーティストと協力したプログラムとして推進する際、どのような点が求められるかを明らかにすることを目的としている。そのため、多分野におけるアーティストの意識調査を行い、このプログラムを行う上での課題を探った。その結果、アーティストの大半が「共感」のプログラムを実施できると答えた一方、それぞれにとっての「共感」の位置づけが異なっていることが分かった。そこで、「共感」の位置づけごとにアーティストを、A タイプ、B タイプ(アーティストの職の形態によりさらにB.1、B.2 に分かれる)、C タイプに分け、それぞれごとの課題を分析し、推進策を検討した。A タイプは、「共感」の空間が自らの活動の目的とほぼ同じであるため、特に問題はないと考えられる。一方、B タイプは、「共感」という言葉から「強制」や「受け手のみ」の印象を受けることから、抵抗感を持っている。B.1 タイプは、「共感」を自らの活動の目的を達成する手段として扱う特徴を持つことから、「共感」の言葉を目的に使わず、方法として「共感」の特徴を提示することが必要と考えられる。B.2 タイプは、ファシリテーターとして「教える」能力の面の不安と、ワークショップのイメージである上から物を言う「教える」ところに良い印象がない点も抵抗感を持つ要因であり、他者の表現に対する柔軟な姿勢が特徴である。よって、子どもたちの言葉や動作を拾うなどの「共感」の特徴を説明することが必要と考えられる。C タイプは、作品を極めることのみに専念してきた点が特徴であり、若い時に教育の活動に触れ合うことや、教育に関わるアーティス トとのつながりを持つことが重要であることが分かった。これらを効率よく実行するためには、アーティストを統括する人材などが必要性として考えられる。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {小学校における芸術を通じたコミュニケーション教育の推進方策 : アーティストによる「共感」の視点を持ったプログラムに焦点を当てて}, year = {} }