@misc{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00000938, author = {鈴木, 恵梨香}, month = {2013-03-31, 2014-02-21}, note = {2012, PDF, 本研究は浜松における多文化音楽教育の実践方法を導き出したものである。まず日本全体および浜松における多文化共生施策、特に学校教育における課題を整理した。傾向として主に外国人支援を中心とした施策を展開していることがわかった。浜松市教育委員会でも国際理解教育として外国人児童生徒教育に焦点を当てていることがインタビュー調査により明らかになった。近年、浜松では外国人市民と日本人市民による新たな文化の創造を施策に掲げている。そこで浜松の地域のリソースを生かす方法として、音楽を通じた多文化共生教育の実践方法を考察した。米国と日本における多文化音楽教育の実践の成功要因を考察したところ、地域の国際交流団体、音楽団体と学校との連携が重要であることがわかった。そのため浜松においてブラジル音楽のワークショップを担う団体とその参加者、国際交流協会、児童合唱団、学校関係者に対し、活動の現状や意識について調査した。その結果浜松では「ブラジル」に関連する組織や団体と、浜松の文化芸術を担う団体との「横」のつながりが希薄であることが明らかになった。また学校では外国人児童生徒支援に時間が割かれているため教員が中心になって多文化音楽教育を計画・実践することは難しいことがわかった。そこで日本人市民と外国人市民が文化活動により交流する方法の参考として、米国やドイツ、岐阜県可児市の例、2012 年に制定された「劇場法」にも触れた。浜松においては、音楽ホールを持つ文化施設に多文化共生に関わる専門的人材を配置して地域の外国音楽団体がワークショップを実施し、学校やその他の文化芸術団体に働きかけると実現可能性が高いと考えられる。, 修士(文化政策), 静岡文化芸術大学}, title = {浜松における音楽を通じた多文化共生教育のあり方 : 外国人支援教育を越えて}, year = {} }