@techreport{oai:suac.repo.nii.ac.jp:00000959, author = {下澤, 嶽 and Shimosawa, Takashi}, month = {2013, 2014-12-11, 2014-12-11, 2015-06-10}, note = {学長特別研究費, 以下の研究を実施することで、静岡文化芸術大学の地域貢献活動の将来ビジョンに資するとともに、研究に学生の参加を促すことで学生参加型の地域貢献研究を進める。 (1)既存の大学の地域貢献活動と活動拠点の網羅的な研究 (2)浜松地域での静岡文化芸術大学独自の地域貢献メニューの開発の在り方の研究, (1)既存の大学の地域貢献と活動拠点:既存の文献調査にあわせて、4,5か所のモデル的な大学を訪問インタビューする。(9~12月), (2)浜松地域における地域貢献メニューは、地元の活動者とともに課題を洗い出すワークショップ、ヒヤリングなどを実施する。(12月から1月), (3)上記の成果をもっても公開研究会を実施し、調査結果の最終的な統一見解を導きだす。(2月), (4)研究には学生を研究要員として参加させ、学生の当事者意識を涵養することにより、学生参加型の地域貢献研究を進める。, 研究、大まかに以下の3つの部分に分けられる。 (1)日本社会の大学の地域貢献を包括的に分析する点 (2)「サービス・ラーニング」「災害対応」「ものづくり」「芸術」といったキィイシューごとの個別研究、 (3)専門化を招いた研究会を通し、「SUACらしい地域貢献」の意見統合 以上の研究と対話を通して、以下のような点がクリアにできた点に成果があるのではないかと考えている。 (1)大学の地域貢献には長い歴史があり、それが2000年以後急速に高まっていること。ただし、そこには貢献をする「主体」の変化、貢献を受ける「客体(地域)」をどう考えるかの変化があり、これまでそれが部分的、個別的だったものが、それぞれ統合化が進んでいること。 (2)個別のキィイシューから、具体的な事例を通して、その可能性と課題が以前よりもはっきりと理解できたこと。 (3)SUACらしい地域貢献として①「実践演習」という地域貢献と教育的なシステム構築の必要性、②「地域とものづくり」「地域と文化」といった分野にSUACの特長が出しやすいこと、③学生サークルやゼミ研究活動といったもともとある学内の活動を地域交換活動に転化する可能性、が指摘された。, ・これまでの大学における地域貢献の大きな流れとトレンドを整理し、大学の地域貢献の将来ビジョンをある程度明確にすることができた。, ・芸術文化芸術大学に合った地域貢献のあり方について、多様な指摘と議論を、外部講師、教員同士ですることができた。特に、「文化政策」「デザイン」のベストミックスが重要であるとの指摘が目立った。, ・学生の調査への参加、公開研究会への参加はやや人数が少なく、研究方針における反省点となった。, PDF, 2014年度から地域貢献室が設置され、新しい地域貢献の足がかりが大学内にできた。今後大学の地域貢献の方針や計画作成時において意見や提案を続けていくことによって、研究の成果を還元していきたい。, 25-3}, title = {大学における地域貢献と活動拠点のあり方研究}, year = {} }