WEKO3
アイテム
クラフト絵本の研究-共に生きることのできる社会の実現のために、読者の特性を踏まえた絵本の制作や提供方法を考える-
https://suac.repo.nii.ac.jp/records/2000039
https://suac.repo.nii.ac.jp/records/20000391bd1b8c1-4f33-450c-9ece-85fa1f20438f
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
研究成果報告書(林先生).pdf (1.6 MB)
|
Item type | 特別研究費成果報告 / SUAC Research Report(1) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2023-12-22 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | クラフト絵本の研究-共に生きることのできる社会の実現のために、読者の特性を踏まえた絵本の制作や提供方法を考える- | |||||||
言語 | ja | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||||
資源タイプ | technical report | |||||||
研究代表者 |
林 左和子
× 林 左和子
|
|||||||
共同研究者 | ||||||||
姓名 | かわ こうせい | |||||||
言語 | ja | |||||||
研究番号 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | R4-1 | |||||||
言語 | ja | |||||||
特別研究費区分 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 重点研究 | |||||||
言語 | ja | |||||||
研究の目的等 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 本研究では、少数の読者にむけて素材や印刷およびしかけに工夫を凝らし小ロットでつくられる絵本を、「クラフト絵本」と定義した。印刷技術の向上とデジタル技術の発達により無数の複製が可能となった現代において、絵本の形態と体験を問い直すため、クラフト絵本について探究した。体験の探究にあたっては、手作りでしかけに工夫があるという共通点がある、障害のある子どもを対象とした「ぬののえほん」の提供方法を参考にした。 | |||||||
言語 | ja | |||||||
研究の実施方法等 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 令和2年4月~3年9月 絵本の構成、素材、しかけ、印刷製本方法について調査検討 令和4年3月~5年3月 ぬののえほんを所蔵あるいは展示会を開催している図書館を訪問し、利用者の反応を調査 令和3年9月~5年3月 しかけ絵本の試作 令和5年2月 絵本フォーラム「しかけ絵本のいま」を開催 令和5年3月 「世界のバリアフリー絵本展」を開催し、しかけ絵本『すきとおる』(かわこうせい作)とぬののえほんを展示 |
|||||||
言語 | ja | |||||||
得られた成果等 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | クラフト絵本の試作と展示を通して、絵本の形態と体験についての検討を行った。絵本の形態については、しかけ絵本を「素材」「加工」「印刷」「表現」という4つの観点から分類・調査し、実験をとおして必要な手法を整理・検証した上で、試作に取り組んだ。この過程で、しかけ絵本の基本的なしかけ80点を選定・制作し、実物と動画アーカイブが、授業等の教育に活用されている。また、本学にて絵本フォーラム「しかけ絵本のいま」を開催し、研究の一端を学内外に広く発信した。絵本の試作にあたっては、オンデマンド印刷環境で苦手とされる特殊な素材や印刷加工法を随所に活用し、技術的な挑戦を重ねた。制作した試作品を浜松市立中央図書館で展示し一般公開した。 絵本の体験(提供)については、ぬののえほんの公共図書館での排架や展示会での調査を行った結果、展示しているだけでは、その特徴が理解されないこと、実演などを通して作品の良さを知ってもらう機会をつくることが重要であることがわかった。また、長く楽しんでもらうためには、修理のしやすさを考えておくことが必要でありそのためには、制作に使用した素材や方法の記録は必須であることも明らかとなった。 |
|||||||
言語 | ja | |||||||
今後の研究成果の還元方法 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 2023年6月に、第26回絵本学会大会において、本研究の成果の一部を発表した(「図書館における布の絵本の提供について」)。今後は、ぬののえほんの質のさらなる向上のために図書館員に対して働きかけていくことも考えたい。 また、デザイン学部3年生の科目「領域専門演習」にしかけ絵本の制作課題を組み込み、成果物の絵本を本学オープンキャンパスにて展示し、高校生や保護者など来場者に広く公開した。成果の一部は絵本学会大会でも展示発表し、専門家を含む多くの絵本研究者からのフィードバックを得た。今後も、しかけ絵本の制作検討過程で得られた知見を、本学の教育に還元するとともに社会へと発信していく。 |
|||||||
言語 | ja | |||||||
フォーマット | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | ||||||||
言語 | ja | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | AM | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa |