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浜松の民芸運動の現代的評価に向けて(その1)
https://suac.repo.nii.ac.jp/records/961
https://suac.repo.nii.ac.jp/records/961c175774b-ad5a-40aa-8f77-8cd4ea76cd72
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 特別研究費成果報告 / SUAC Research Report(1) | |||||||
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公開日 | 2014-04-01 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 浜松の民芸運動の現代的評価に向けて(その1) | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||||
資源タイプ | technical report | |||||||
研究代表者 |
黒田, 宏治
× 黒田, 宏治
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共同研究者 | ||||||||
寄与者識別子Scheme | WEKO | |||||||
寄与者識別子 | 28 | |||||||
寄与者識別子Scheme | CiNii ID | |||||||
寄与者識別子URI | http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000006832359 | |||||||
寄与者識別子 | 9000006832359 | |||||||
姓名 | 阿蘇, 裕矢 | |||||||
共同研究者別名 | ||||||||
寄与者識別子Scheme | WEKO | |||||||
寄与者識別子 | 28 | |||||||
寄与者識別子Scheme | CiNii ID | |||||||
寄与者識別子URI | http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000006832359 | |||||||
寄与者識別子 | 9000006832359 | |||||||
姓名 | ASO, Yuya | |||||||
配分年度 | ||||||||
日付 | 2013 | |||||||
研究番号 | ||||||||
内容記述 | 25-5 | |||||||
特別研究費区分 | ||||||||
内容記述 | 学長特別研究費 | |||||||
研究の目的等 | ||||||||
内容記述 | 浜松地域における民芸運動関連資料・情報の掘り起こし、民芸運動史、近代デザイン史における役割や位置づけを探究する。平成25年度研究では、24年度予備的研究(研究紀要第13巻掲載)を踏まえ、浜松の民芸運動関係を中心とした文献資料調査・収集、比較事例現地調査(倉敷地域等)、郷土史家、民芸協会関係者へのインタビュー調査を行い、戦前・戦後から近年に至る浜松における民芸運動展開の概略経過と評価の論点整理を試みた。 | |||||||
研究の実施方法等 | ||||||||
内容記述 | 浜松sの民芸活動関係を中心とした文献資料調査・収集、比較事例現地調査(倉敷地域等)、郷土史家、民芸協会関係者へのインタビュー調査を行った。 | |||||||
研究の実施方法等 | ||||||||
内容記述 | (1)文献資料調査 ・中村精『民藝と濱松』(ロータリー版)、遺稿集『かいほつ』など ・浜松市立中央図書館「教育と民芸につくした中村精」「高林家資料展」「遠州民芸資料展」など ・鈴木直之『幻の日本民藝美術館』、雑誌「遠江」所収論文など ほか |
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研究の実施方法等 | ||||||||
内容記述 | (2)比較事例現地調査 倉敷民藝館、山崎山荘美術館、訪問視察調査 |
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研究の実施方法等 | ||||||||
内容記述 | (3)郷土史家インタビュー調査 鈴木直之(遠州地域郷土史家、『幻の日本民藝美術館』著書がある) 田中信之(元遠州民芸協会事務局長、鈴木繁夫に師事し協会創設に携わる) |
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得られた成果等 | ||||||||
内容記述 | 大正15年、柳宗悦らは『日本民藝美術館設立趣意書』を発表した。当時浜松在住であった中村精は趣意書を見て感銘を受け、柳宗悦を昭和2年に浜松に招く。そこで高林兵衛らが共鳴し、彼らが浜松における民芸運動の牽引役になった。そして昭和6年に高林邸内に日本で初めての「日本民藝美術館」が開館した。・・・・ただ昭和8年には2年余りで閉館となり、久しく忘れられた存在となった。なお、東京・駒場に「日本民藝館」が開館したのは昭和11年のことである。 | |||||||
得られた成果等 | ||||||||
内容記述 | 1980年頃より、伊東政好、鈴木直之らの郷土史家により昭和初期の浜松における民芸運動史の掘り起こしが進められてきた。81年に遠州民芸同好会が結成され、鈴木繁男のまわりに遠州の工芸家の輪が広がり、92年に浜松で日本民芸夏期学校開催、93年には遠州民芸協会も誕生した。なお、2002年には静岡文化芸術大学を会場に浜松で2度目の夏期学校も開催されている。 | |||||||
得られた成果等 | ||||||||
内容記述 | 民芸の人たちは大きな期待を高林兵衛に持っていたと思うんです。・・・当時の民芸運動のような活動では、パトロンがいないと継続できなかったと言えると思います。(鈴木直之氏インタビュー) | |||||||
得られた成果等 | ||||||||
内容記述 | 民芸運動が始まったときはイノベーションだったんです。それがいつか固まっちゃった。発想は革新的だったんですけど、その後にうまく根づかせられなかったということです。(田中信之氏インタビュー) | |||||||
今後の研究成果の還元方法 | ||||||||
内容記述 | 日本で初めての民芸館を立ち上げた浜松の民芸運動は、浜松の一つの文化のアイデンティティであり、デザインのアイデンティティであると、改めて位置づけることができるのではないか。今後も引き続き関係資料・情報の収集・考察等を行い、近代デザイン運動史との関連も勘案しつつ、現代的評価に向けての調査研究を行っていく予定である。また、他地域事例との比較検証も踏まえ、浜松における民芸運動の展開やシステムの探究を進め、浜松・民芸運動(昭和前期)の事業構造の特徴や弱点も明らかにしていきたい。 | |||||||
フォーマット | ||||||||
内容記述 | ||||||||
リンク |
浜松の民芸運動の現代的評価に向けて
浜松の民芸運動の現代的評価に向けて(2) |